日本代表の森保一監督【写真:Getty Images】
日本代表は3日、チリ代表との国際親善試合に向け札幌市内で合宿をスタートさせた。日本代表の森保一監督にとってはこの日がA代表初のトレーニングとなった。
練習後、森保監督は「週末のJリーグをやってきた選手や海外から日本に戻ってきてくれた選手がいますので、まずはコンディション調整のための軽めの練習ということにしました」と合宿初日の練習を振り返った。
また「まだ全員は集まってないですけど、今回集まってくれる選手たちはみんなチームのために、そして仲間のために走って戦ってくれる選手が集まってくれたと思うというふうに話しました。2つ目は組織的に日本人のよさを出して戦いつつも、それぞれの個々の特徴をスペシャルな部分を存分に発揮してほしい、思い切ってプレーしてほしいということを話しました」とミーティングの内容を明かした。
チーム作りに関して森保監督は「海外組の選手も10月か11月のタイミングで招集できればというふうに思っています。いつのタイミングで絶対ということはないですけど、それぞれのコンディションを見ながら、状態を見ながら決めていきたいと思います」と今回選ばれなかった香川真司や大迫勇也などロシアワールドカップに出場した海外組も今後は招集する可能性を示した。
森保監督が兼任している2020年東京五輪世代はアジア大会で3-4-2-1のフォーメーションを採用した。A代表も同じシステムになるかとの質問に対し「私が長くやってきた形でもありますので、基本的には持っておきたい」と語る一方で「今回も含めてどういう戦いになるか、どういう形でやっていくのかというところは決めていません」と柔軟さを持ち合わせる意向を示している。
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