ドルトムントの下部組織(U-17)に所属するユスファ・ムココ【写真:Getty Images】
ドルトムントの下部組織(U-17)に所属する13歳のFWユスファ・ムココが、近いうちにU-19へ昇格するかもしれない。3日にブンデスリーガ公式サイトが特集を組んで報じている。
ブンデスリーガ公式サイトはタイトルに「ドルトムントに所属する13歳のストライカーが、U-17で旋風を巻き起こす」とつけ、昨シーズンの活躍や生い立ちなど、ムココの経歴を掲載した。また、「彼は近いうち、ドルトムントのU-19に昇格するかもしれない」と伝えている。
ムココは、2004年11月にカメルーン人の両親から生まれたドイツ国籍を持つ少年。11歳にしてザンクト・パウリのU-15カテゴリーでチームの中心としてゴールを量産し、2016年5月にドルトムントへ移籍した。
ドルトムントでもU-15チームでプレーすることになったムココは、21試合で33ゴールを記録する活躍を見せ、すぐに飛び級でU-17に引き上げられた。昨季はリーグ戦25試合出場で37得点6アシストを記録。さらにU-16ドイツ代表としてもデビューを果たし、4試合出場で3得点を決めた。
今季はチーム最年少ながら背番号10を託され、主将としてチームを引っ張っている。現地時間1日に行われたパーダーボルンU-17戦でハットトリックを達成するなど、今季4試合出場で早くも6得点となった。U-17では敵なし状態となっており、近いうちに上のカテゴリーとなるU-19でプレーすることになりそうだ。
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