レアル・マドリーのカリム・ベンゼマ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第3節の試合が現地時間1日に行われ、レアル・マドリーとレガネスが対戦。ホームのマドリーが4-1の勝利を収めた。
マドリーにとって「4-1」は前節ジローナ戦と同じスコアであり、得点者も全く同じ。FWカリム・ベンゼマが2得点と、DFセルヒオ・ラモスとFWガレス・ベイルがそれぞれ1得点を挙げた。
ベンゼマは2試合連続2ゴールを挙げたことでリーガの得点ランクでも暫定単独首位に浮上。昨季はゴール不足でたびたび批判の対象となり、放出も噂され続けていたが、今季はここまでマドリーの「9番」として確かな結果を出している。
スペイン『マルカ』紙などが伝えたところによれば、ベンゼマはレガネスからゴールを奪ったことで、これまでリーガで対戦した全33チームから少なくとも1点以上を奪ったことになった。一番の“お得意様”は通算10点を奪ったグラナダで、ヘタフェ、マラガ、アスレティック・ビルバオが8点で続いている。
リーガでの33チームからの得点は、昨季までマドリーのエースに君臨していたFWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)の「32チーム」を上回る記録となった。なおリーグ最多記録としては、バルセロナのFWリオネル・メッシが36チームからゴールを奪っている。
ベンゼマはマドリーでの過去9シーズンにはリーガ第3節終了時点で2得点が最多であり、3試合での計4得点は自己ベスト記録。前所属のリヨンでも3試合3得点が最多だった。このままC・ロナウドに代わるチーム最大の得点源として好調を維持していけるだろうか。
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