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“行方不明”とも言われたレアルDFは故郷のクラブに復帰。「幸せになるため」

text by 編集部 photo by Getty Images

ファビオ・コエントラン
ファビオ・コエントラン【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーに所属していたポルトガル代表DFファビオ・コエントランは、マドリーとの契約を解消した上でポルトガル1部のリオ・アベに加入することが決定した。

 2011年からマドリーに所属していたコエントランは、昨季ポルトガル1部のスポルティングCPにレンタル移籍。レンタルから復帰したあとマドリー練習場に姿を見せず、“行方不明”だという報道もあったが、その後マドリーの練習場で個人トレーニングを行う様子がSNSで投稿されていた。

 残留してもポジション争いは厳しい状況で、去就が注目されていたが、移籍市場最終日の31日にマドリーは1年間残っていたコエントランとの契約を解消することが合意に達したと発表。一方リオ・アベからは同選手の加入が発表された。

 リオ・アベはコエントランが少年時代を過ごし、2005年にプロデビューを飾ったチーム。その後2007年にベンフィカへ移籍するまでプレーしたほか、2009年にも一旦レンタルで復帰したことがあった。

 ポルトガル紙『レコルド』が伝えるコエントランのコメントによれば、昨季在籍したスポルティングへの再加入が同選手の希望だったという。「今日(31日)まで連絡を待ったが、去年1年間全てを尽くしたクラブからは1本の電話もなかった。悲しい」と話している。

 だが最終的にリオ・アベ復帰が決まり、「幸せになるために故郷のクラブに戻る必要があった。大きな幸せを感じている」とクラブ公式サイトで喜びのコメントを述べている。

【了】

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