川島永嗣【写真:Getty Images】
フランス1部のストラスブールは、現地時間1日に行われるリーグアン第4節のナント戦に向けた招集メンバーを試合前日に発表した。GK川島永嗣は招集メンバー外となった。
昨季まで在籍したメスを退団してフリーとなっていた川島は、先月29日にストラスブール加入が決定。翌30日に入団会見を行った。だが加入決定から3日後に行われる試合でのデビューは見送られることになった。
今季ストラスブールでは、かつてベルギーのリールセで川島の控えだった26歳のマッツ・セルスが正GKを務め、U-21フランス代表GKビングル・カマラが控えに入っている。川島が加入してもこの2人が1番手と2番手であることに変わりないようだ。
ティエリ・ロレイ監督も、川島が「第3GK」であることを明言している。「GKのヒエラルキーははっきりしている。マッツ・セルスが1番手、ビングル・カマラが2番手、川島永嗣が3番手だ」とクラブ公式ツイッターが指揮官のコメントを伝えた。
だが、必ずしもその状況が変わらないとは限らない。「現状ではこうだが、議論の対象としていくべきことだ。エイジも1年間ずっと3番手でいるために来たのではないと思いたい」と競争に期待する様子も見せている。
川島は2016年夏にメスに加入した際にも公式に「第3GK」だと言われていたが、そこから正GKに上り詰めることに成功した。今回も“下剋上”を起こすことができるだろうか。
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