U-21日本代表【写真:Getty Images】
【日本 1-2 韓国 アジア大会・決勝】
インドネシアで開催されているアジア大会2018男子サッカーの決勝が1日に行われ、U-21日本代表は2大会ぶりの優勝を目指し、前回大会王者のU-23韓国代表と対戦した。
UAEを1-0で下した準決勝から中二日で迎えた今回の日韓戦。森保一監督は先発を5人入れ替え、DF板倉滉、MF長沼洋一、三好康児、松本泰志、FW上田綺世をスタメンに起用した。一方で韓国は、オーバーエイジ枠のGKチョ・ヒョヌ、FWソン・フンミン、ファン・ウイジョの3人を先発起用している。
試合開始して28分、自らドリブルで仕掛けてペナルティーエリア内に侵入した三好がシュートを放つがGKチョ・ヒョヌにセーブされてしまう。対する韓国も55分、ソン・フンミンが強烈なシュートを放つ。しかし、GK小島亨介がしっかりと守り相手にゴールを許さない。拮抗した試合となり、0-0のまま90分が終了して延長戦に突入した。
そして迎えた93分、20歳のイ・スンウにゴールを決められ韓国に先制点が入る。続く101分には、ファン・ヒチャンに追加点を決められた。それでも115分、上田が1点を返す。しかし、相手に逃げ切られた日本は1-2の敗戦を喫している。韓国は2大会連続の優勝を果たし、兵役免除を勝ち取った。
男子より先に行われたアジア大会女子サッカー決勝で、なでしこジャパンは中国女子代表を1-0で下し、2大会ぶり2度目の優勝を果たしている。そのため、男子も優勝すれば“男女アベックV”の可能性があったが、残念ながら実現しなかった。
【得点者】
93分 0-1 イ・スンウ(韓国)
101分 0-2 ヒチャン(韓国)
115分 1-2 上田(日本)
【了】