ハノーファーのFW原口元気は現地時間8月31日、ブンデスリーガ第2節のボルシア・ドルトムント戦でベンチ入りしたが、出場機会はなかった。0-0で試合を終えたあと、同選手がコメントを残している。

　今夏の移籍市場でハノーファーの一員になった原口は、開幕戦で途中出場となると、第2節もベンチスタート。ただ、この日は最後までピッチに立つことはなかった。

　ただ、これはある程度予想されたことだったようだ。

　「今週は監督とよく話をしていた」と原口は語り、「90分は絶対にいけないだろうし、いけても時間は短いだろうっていう話はしてまして。代表ウィークで2週間あるから、そこでしっかり練習して、そこから先に向かっていこうという話はしていた」と、指揮官とのやりとりを明かした。

　現在のコンディションについて原口は「フィジカル的にまだ上がっていないというのはまあそうですね。キャンプも行っていない中で10日間練習できなかったので、少し自分自身上げていかなければいけない」と話した。だからこそ、「この2週間でしっかり自分を追い込みたい。1人でキャンプくらいやってコンディションを戻せば、このチームの力になれると思うので、まずはコンディション！」と、代表ウィークを有意義に使うことを誓っている。

　新天地には問題なく入れている。ただ、まだ足りない部分もあるそうだ。原口は「良い感じに馴染めているとは思う」としつつ、「本当に馴染めるっていうのは、一緒に試合に勝って、自分が良いプレーをして初めて認められることだということは今までの経験で分かっている。もちろん馴染む努力はしているけど、（ドルトムント戦で）ああやって全員で戦って取った勝ち点でどんどん絆は深くなっていくと思うので、まずはピッチに立たないと…。そういう感じです」と話した。

　開幕2試合連続ドローのハノーファーは、代表ウィーク明けにRBライプツィヒと対戦する。

（取材：本田千尋【ハノーファー】、文・構成：編集部）

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