菅澤優衣香【写真:Getty Images】
【日本 1-0 中国 アジア大会女子サッカー決勝】
アジア大会2018年女子サッカーの決勝が31日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)は中国女子代表に1-0で勝利した。
苦しみながらも日韓戦を制して決勝に進んだなでしこ。ファイナルでも相手に主導権を握られる難しい前半となった。
前半を耐え抜いたなでしこだが、後半に入っても流れをつかむことができない。ただ、中国が決定機を逃したこともあり、0-0のまま時間は経過していった。
それでも65分ごろから中国に疲労の色が見え始め、日本がパスをつなぐ場面も出てくる。77分には中国の鋭い攻撃を浴びるも、GK山下の好守に救われて均衡は破れない。
耐える日本だがフィニッシュまでいくシーンが少なく、延長戦が見えてくるが、90分で決着がついた。決めたのは日本。右サイドからのクロスに菅澤がヘディングで飛び込んでゴールを奪い、土壇場で先制に成功する。
アディショナルタイムを耐えたなでしこは1-0で中国を下し、日本が2大会ぶり2度目のアジア大会優勝を果たした。
【得点者】
90分 1-0 菅澤優衣香(日本)
【了】