西村拓真【写真:Getty Images】
J1のベガルタ仙台は31日、FW西村拓真がロシアのCSKAモスクワに完全移籍することを発表した。
今季のJ1で得点ランク4位となる11得点を記録している西村は、仙台でプロキャリアを始めた選手。仙台は発表の中で「生え抜き選手の海外移籍は同選手がクラブ史上初となります」としている。
西村本人は「一人のサッカー選手として現状以上に成長するために、今回の移籍を決断しました」とコメント。「海外へ挑戦するチャンスをいただけたのは、サポーターのみなさんを始め、スポンサー各社の関係者の方々や、常に切磋琢磨をくり返したチームメート、叱咤激励をいただいたスタッフ陣の存在があったからこそだと思います。すべての方々に感謝しています。3年半、本当にたくさんの応援、サポートありがとうございました」と述べた。
CSKAモスクワは、現在メルボルン・ビクトリーに所属する本田圭佑がかつて所属したロシアの名門クラブだ。
仙台は9月1日に行われる清水エスパル戦の終了後に西村の壮行セレモニーを行う予定としている。
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