チームメイトを慰める南野拓実(右)【写真:Getty Images】
現地時間29日、チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフのセカンドレグが各地で行われザルツブルクはホームでセルビア1部のレッドスター・ベオグラードと対戦し2-2の引き分けだった。2試合合計2-2となったがアウェイゴールの差でザルツブルクは敗れた。ザルツブルクのFW南野拓実に出場機会はなかった。
21日にアウェイで行われたファーストレグを0-0で終えたザルツブルクがこの日は優位に試合を進める。45分にFWモアネス・ダブールが先制点を挙げると3分後にはPKのチャンスを得て再びダブールが決め2点リードする。
しかし65分に1点差に詰め寄られたザルツブルクは66分、今夏に横浜F・マリノスから移籍してきたDFミロシュ・デゲネクに同点ゴールを決められてしまう。ザルツブルクはその後攻撃的な選手を投入するも勝ち越し点を奪えず、アウェイゴールの差で涙を飲んだ。
ザルツブルクは2005年にオーストリアの飲料メーカであるレッドブルが買収して以来、国内ではリーグ5連覇中である。また昨季はヨーロッパリーグ(EL)で準決勝まで進むなど欧州でも着実に戦える力を付けてきているがCL出場には縁がなく、5度目のプレーオフ挑戦も失敗に終わった。
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