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森保ジャパン、韓国の待つ決勝へ。上田綺世の値千金弾で銀メダル以上が確定

text by 編集部 photo by Getty Images

日本対UAE
U-21日本代表、UAEを下して決勝へ【写真:Getty Images】

【日本 1-0 UAE アジア大会準決勝】

 インドネシアで開催されているアジア大会2018男子サッカーの準決勝が29日に行われ、U-21日本代表がU-23UAE代表と対戦した。

 準々決勝からわずか中1日での試合に、森保一監督は先発4人を変更。出場停止の板倉滉らが外れ、原輝綺、初瀬亮、遠藤渓太、神谷優太が先発に入った。

 日本は前半からチャンスの数で上回るが、最後の精度を欠いてなかなか決定的な形ではゴールを脅かせず。37分の前田大然のダイビングヘッド、43分の岩崎悠人のシュートなどは枠を捉えたがいずれもGKにセーブされた。

 後半も日本が主導権を握るが、47分に遠藤が左サイドから持ち込んで放ったシュートはわずかにゴール左へ。65分に前田が抜け出したチャンスも、完全にフリーの状態からシュートを枠外に外してしまう。

 だが78分、交代で投入されていた上田綺世がついに待望の先制点を生み出した。日本の攻撃を止めてカウンターに転じようとするUAEから渡辺皓太がボールを奪い、そのまま上田へラストパス。エリア内左側へ抜け出した上田が放ったシュートはゴール右隅のクロスバー下部を叩いてネットに収まった。

 決勝トーナメント1回戦のマレーシア戦に続いて上田が値千金の決勝点を奪い、日本が決勝へ進出。銀メダル以上の獲得が確定した。2大会ぶりの優勝を狙う決勝では前回大会王者の韓国と対戦する。

【得点者】
78分 1-0 上田綺世(日本)

【了】

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