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イングランド、W杯メンバーの2人が代表引退。“緊急事態”なら復帰も

text by 編集部 photo by Getty Images

ガリー・ケイヒル、ジェイミー・ヴァーディー
ガリー・ケイヒルとジェイミー・ヴァーディー【写真:Getty Images】

 イングランド代表としてロシアワールドカップにも出場したチェルシーのDFガリー・ケイヒルとレスター・シティのFWジェイミー・ヴァーディーの2人は、代表チームから離れることを表明した。だが、ともに状況次第では復帰する可能性も完全に閉ざしてはいない。

 ケイヒルは現在32歳、ヴァーディーは31歳。ロシア大会に出場したイングランド代表選手では33歳のアシュリー・ヤングに次ぐベテランであり、30歳以上の選手はこの3人のみだった。

 ケイヒルは『チェルシーTV』で若手に道を譲ることを表明。「これからはより若い世代だと思う。身を引くのに完璧なタイミングだろう」と述べつつ、「これから先に負傷者が出て僕がプレーする必要が出てくるようなら、もちろん応じることはできる」と付け加えている。

 ヴァーディーも同様に、ガレス・サウスゲート監督に代表引退の意志を伝えたことを『ガーディアン』で語った。だが「完全に扉を閉ざしてはいない。誰もが負傷するような最悪の事態が訪れればもちろんノーとは言わない」と復帰の可能性は残した。

 ケイヒルは2010年にイングランド代表にデビューし、通算61試合に出場して5得点。ヴァーディーは2015年にデビューし、26試合に出場して7ゴールを記録した。ワールドカップではケイヒルが1試合、ヴァーディーが4試合に出場していた。

 18歳のMFフィル・フォーデンとMFジェイソン・サンチョの招集が噂されるなど、若返りが見込まれるイングランド代表は、9月8日にUEFAネーションズリーグ初戦のスペイン戦に臨む。

【了】

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