レアル・マドリーのセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラ第2節の試合が現地時間26日に行われ、ジローナとレアル・マドリーが対戦。アウェイのマドリーが4-1の勝利を収めた。
ジローナに先制を許したマドリーだが、39分には同点に追いつく。マルコ・アセンシオが倒されてPKを獲得すると、DFセルヒオ・ラモスがGKとの駆け引きを制してゴール中央へシュートを決めた。後半にも3点を奪ったマドリーは逆転で開幕2連勝を飾っている。
昨季までのエースだったFWクリスティアーノ・ロナウドがチームを去ったマドリー。そのロナウドに代わるセットプレーのキッカーが誰になるかも注目されていたが、PKはラモスがキッカーの1番手となったようだ。スペイン『マルカ』紙は「クリスティアーノ退団後の正式なキッカーに」と伝えている。
ラモスはアトレティコ・マドリーと対戦したUEFAスーパーカップでもPKを蹴り、成功させていた。この日のジローナ戦では後半にもPKを獲得したマドリーだが、その2本目はFWカリム・ベンゼマが決めている。
『マルカ』によれば、ラモスはこのゴールによりリーガエスパニョーラで15シーズン連続の得点を記録したことになった。昨季の14シーズン連続ゴールの時点でDFとしてはリーガ史上初の記録だったが、その記録をさらに伸ばしている。
現在のリーガで15年連続ゴールを記録しているのはほかにバルセロナのFWリオネル・メッシのみ。歴代では1940年代から50年代にかけてアスレティック・ビルバオでプレーしたFWアグスティン・ガインサが最長の19シーズン連続得点を記録している。
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