【バジャドリー 0-1 バルセロナ リーガ・エスパニョーラ第2節】

　現地時間25日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節でバルセロナはバジャドリーと対戦し、敵地で1-0の勝利を収めた。

　アラベスを下して開幕白星スタートを切ったバルセロナは、アウェイ初戦でいきなり試されることになった。劣悪なピッチコンディションで得意とするパスサッカーはやや制限され、バジャドリーが良い守備を見せたこともあってなかなかリードを奪うことができない。

　そんな中でもチャンスをつくったのはバルセロナ。31分にはメッシが完璧なワンタッチパスをゴール前に通したが、抜け出したデンベレはミスをしてしまい、得点につなげることができない。コウチーニョらも好機を迎えたが、前半はスコアが動かなかった。

　それでも後半に入ってバルセロナが先制した。57分、左サイドからペナルティエリア右の深い位置に高いクロスボールが出ると、セルジ・ロベルトがライン際でヘディング。後方に落とす。すると、デンベレがハーフボレーで叩き込み、均衡を破った。

　バジャドリーは終盤に反撃。77分にはチョプのクロスにケコがヘディングで合わせる決定機をつくったが、シュートがGKの正面だった。

　バルセロナは83分、メッシの中央突破からスルーパスを受けたルイス・スアレスがゴールネットを揺らすも、オフサイドで認められず。勝負を決めきれない。

　すると、その代償が待っていた。後半アディショナルタイム、バジャドリーはペナルティエリア左でパスを受けたカレロがクロスを入れるとケコが飛び込み、ゴールネットを揺らす。だが、映像で確認したところ、ケコの位置がオフサイドだったと確認されてノーゴールの判定に。

　なんとか逃げ切ったバルセロナが、開幕2連勝を飾った。

【得点者】
57分 0-1 デンベレ（バルセロナ）

【了】