ベルギー1部のアンデルレヒトは、MF森岡亮太に対してトルコのブルサスポルからオファーを受けたが、「笑ってしまう」ような条件だとして一蹴したという。ベルギー『DH』が伝えている。

　森岡は今季アンデルレヒトで開幕から出場機会を得るのに苦戦し、移籍が噂されていた。ベルギー国内のクラブに加え、ブルサスポルも正式にオファーを出したと報じられていた。

　ブルサスポルはアンデルレヒトが500万ユーロ（約6億5000万円）に設定した森岡の移籍金を支払う意志があるとも、完全移籍を前提としたレンタルでクラブ間合意しながらも森岡本人が移籍を望まなかったとの報道もあった。だがアンデルレヒトのリュック・デヴローSD（スポーツディレクター）の言葉によれば、オファーはアンデルレヒトにとって全く満足できる条件ではなかったという。

「我々は森岡が出て行くべきだと言ったことは一度もない。だがブリュッセルにピザ屋を持つトルコ人マネージャーを通して、ブルサスポルから5万ユーロ（約650万円）でのレンタルというオファーを受けた。笑ってしまったよ」とデヴローSDは話している。

　いずれにしてもトルコへの移籍の話は消えたようだ。森岡はこのままアンデルレヒトに残ることになるのだろうか。

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