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武藤嘉紀に英紙がインタビュー。チェルシー移籍拒否の過去や文化の違いを語る

text by 編集部 photo by Getty Images

武藤嘉紀
チェルシー戦が近づく武藤嘉紀【写真:Getty Images】

 今夏ニューカッスルに加入したFW武藤嘉紀が現地メディアのインタビューに応じた。英紙『デイリー・メール』が伝えている。

 武藤はかつてチェルシーへの移籍が話題になった。英国メディアはこの点に注目しており、「慶應義塾大学を出た武藤はチェルシーに加わるチャンスがあった」と記している。

 チェルシー戦を前にかつての関心について問われた武藤は、「当時、僕は22歳でした。当時の監督が僕を本当に求めていたり、必要としていたとは感じず、彼らは若い才能を手にしたいという印象を持ちました」と振り返った。

 そして、「成長を続けるために自分のクラブにいたかったんです。その方が成長につながると思ったので、その機会を選びませんでした」と、チェルシーへ行かなかった理由を語っている。

 また、ロシアワールドカップで注目を集めた日本代表の試合後のロッカールームについても問われている。

 武藤は「それが普段の僕たちです。施設への感謝の気持ちです」とコメント。「注目や称賛のためにやったわけじゃありません。普通のことをしただけで注目が集まったのです。トレーニングのあとも同じようにします。汚したまま離れるのは好きじゃありません。ただ、それはここでは普通のことだし、(きれいにすることは)日本では普通です。要するに文化の違いですね」と述べた。

 インタビューの中で武藤は、夏は釣りに行くと話している。ただ、「ここでは行かないですね。すごく寒いので」と答えた。

 記事は、「4年前に武藤というタレントを釣ることに失敗したチェルシーは、日曜日の夜の試合で後悔するかもしれない」と締めくくられている。

【了】

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