グロイター・フュルトへのレンタル移籍が決まった井手口陽介【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ2部のグロイター・フュルトは現地時間21日、リーズ・ユナイテッドからMF井手口陽介をレンタルで獲得した事を公式ホームページで発表した。
なおレンタル期間は今季終了まで、契約には買い取りオプションが付いている事も併せて発表された。
井手口は「ドイツでプレーするチャンスをもらえてとても嬉しいです」と語り早速チーム練習にも合流した模様だ。フュルトの幹部であるラシット・アッズーリ氏は「ヨウスケは若く才能のある中盤の選手だ。我々は彼が出来るだけ早くチームに溶け込めるようにサポートし彼自身にも慣れるための時間を与える」とコメントしている。
21歳の井手口は今年1月にJ1ガンバ大阪からリーズに移籍した。昨季はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサに期限付き移籍するも出場わずか5試合に留まっていた。
リーズに戻った今季は開幕から2試合連続ベンチ外となっていた。また14日に行われたカラバオ・カップ(リーグカップ)1回戦でもベンチ入りメンバーから外れ、マルセロ・ビエルサ監督は試合後「まだ決断は下していない。クラブは8月末までに選手にとってベストな決断を下すことになる」と井手口の移籍の可能性を示唆していた。
欧州移籍後なかなかプレー出来ていない井手口がドイツで輝くことが出来るのだろうか。
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