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本田圭佑の豪州デビューは2ヶ月後に…“主役”の座奪ったのは2部で活躍の日本人MF

text by 編集部 photo by Getty Images

関谷祐
APIAライカード・タイガースの関谷祐【写真:Getty Images】

 オーストラリア・FFAカップのベスト16の試合が行われ、APIAライカード・タイガースとメルボルン・ビクトリーが対戦。2部にあたるリーグで戦うAPIAが昨季Aリーグ王者のメルボルン・ビクトリーを下す“ジャイアントキリング”で準々決勝進出を果たした。

 勝利の立役者となったのはAPIAに所属する25歳の日本人MF関谷祐。前半9分と後半立ち上がりの47分に2ゴールを奪う活躍を見せた。メルボルン・ビクトリーもそこから追いつく粘りを見せたが、80分にAPIAが再び突き放してそのまま逃げ切ることに成功した。

 青山学院大学出身の関谷はリーグ戦でも20試合の出場で10ゴールを記録し、チームの好成績に貢献。FFAカップのベスト32の試合でも決勝ゴールを挙げていた。この試合でも、新天地での公式戦デビューの可能性があったメルボルン・ビクトリーの本田圭佑から主役の座を奪ってみせた。

 先週からメルボルン・ビクトリーに合流した本田はこの試合でのデビューが期待されていた。だが、まだコンディションが整っていないと判断されたためか、発表されたベンチ入りメンバーには含まれず。デビューはお預けとなった。

 チームが勝ち進むことができたとすれば、9月18~26日に行われる準々決勝や、10月6~7日に行われる準決勝で出場できる可能性もあった。だがカップ戦敗退に終わったことで、公式戦デビューは10月20日に開幕するAリーグまで待たなければならないことになる。

【了】

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