ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ニューカッスルは現地時間26日に行われるプレミアリーグ第3節の試合でチェルシーをホームに迎える。地元紙『イブニング・クロニクル』は、FW武藤嘉紀が先発で起用される可能性もあるという見通しを述べている。
ニューカッスルは開幕からここまで2試合をほぼ同じ先発メンバーで戦い、武藤はいずれの試合も交代出場だった。だが2試合連続で先発していた選手の一人であるブラジル人MFケネディは、チェルシーからのレンタル選手であるため、リーグ規定により次節の試合に出場することはできない。
そこで地元紙は、チェルシー戦でのケネディの代役候補を予想。クリスティアン・アツ、ジェイコブ・マーフィー、ロランド・アーロンス、キャル・ロバーツ、ビクトル・フェルナンデスの各選手に加え、武藤も候補の一人に挙げられている。
中盤左サイドで出場していたケネディとは、武藤は本来のポジションは異なる。「ケネディの不在に対応するため(ラファエル・)ベニテス監督が戦術変更を決めるのであれば初先発もあり得るかもしれない」と『クロニクル』は述べている。
しかし、システムが変更されなくとも先発のチャンスはあるかもしれない。「武藤はサイドの役割もこなせる」「前線のどこでもプレーできる選手であり、サイドの攻撃的なポジションに適応することもできる」とサイド起用の可能性にも言及している。
武藤のこれまでのプレーについては、「精力的な走りで相手ディフェンスを広げていた」「土曜日(カーディフ戦)のPK獲得に繋がるクロスを上げたのは彼だった」と好意的評価。「ケネディ不在の中、武藤の運動量とエネルギーは重要なものになるかもしれない」とチェルシー戦に向けて期待をかけられている。
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