アトレティコ・マドリーのフェリペ・ルイス【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するブラジル代表のDFフェリペ・ルイスがパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍に迫っているようだ。スペインメディア『Cadena SER』が報じている。
同メディアによると、F・ルイスは既にクラブに移籍希望を伝え、PSGとは口頭ながら1年間のオプション付きの2年契約で合意したと伝えている。
左サイドバックを主戦場とするF・ルイスはこれまでアトレティコで通算301試合に出場している。しかし今季はDFルーカス・フェルナンデスにポジションを奪われており新天地を求めている模様だ。
一方のPSGも左サイドの補強は一つのポイントと考えているようだ。第一候補としてレバークーゼンに所属するウェンデルを狙っていたが、ルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)は「(移籍は)ほぼない。彼はクラブに残るだろう」と独メディア『シュポルトアインス』で語った。
なお最大の焦点は移籍金になりそうだ。PSGは33歳のベテランサイドバックに対し500万ユーロ(約6億5000万円)を支払う準備をしているのに対しアトレティコ側は1200万ユーロ(約15億6000万円)から1500万ユーロ(約19億5000万)を求めており両クラブの間には大きな隔たりがある。
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