フランクフルトの長谷部誠(左)【写真:Getty Images】
現地時間18日、ドイツカップ(DFBポカール)がドイツ各地で行われた。そんななか、前回大会王者で長谷部誠が所属するフランクフルトは初戦で姿を消す波乱が起きた。
前半開始早々にウルムに決定的なチャンスを作られたフランクフルトはその後ウィレムス、ヨビッチがいずれもシュートチャンスを迎えるもポストに弾かれるなどで先制点を挙げられずハーフタイムへ。
エンドが変わって迎えた48分にセットプレーからウルムが先制点を挙げる。その後65分には今度はフランクフルトがセットプレーからトロがヘディングシュートを打つもポストに当たり同点ゴールとはならず。逆にウルムは75分にカウンターから2点目を奪う。フランクフルトも終了間際にCKから1点返すも時すでに遅し、1-2で敗れた。
昨季は同大会で30季ぶりに優勝を果たしたフランクフルト。前回大会のチャンピオンが初戦敗退は1996年のカイザースラウテルン以来22年振り、またクラブとしても17年ぶりの1回戦負けという屈辱に終わった。
12日に行われたドイツ・スーパーカップでもバイエルン・ミュンヘンに0-5と敗れたフランクフルトは嫌な流れのまま25日のブンデスリーガ開幕戦、アウェイでのフライブルク戦を迎える事になる。
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