川崎フロンターレの小林悠【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第23節の全9試合が19日に各地で開催された。
首位を走るサンフレッチェ広島は、1試合を多く残して暫定2位の川崎フロンターレと直接対決。得点ランク首位を走るパトリックのゴールで広島が先制したが、川崎Fは小林悠の2得点で逆転し、アウェイで首位チーム撃破に成功した。
暫定3位につけていたFC東京は北海道コンサドーレ札幌から前半に2点を奪ったが、後半に逆転されて2-3で敗戦。湘南ベルマーレを破ったヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎を破ったセレッソ大阪など4位以下のチームが勝ち点差を縮めている。
鹿島アントラーズは横浜F・マリノスに1-0で勝利。FC東京から横浜FMに期限付き移籍した久保建英はベンチに入ったが、新手地デビューはお預けとなった。
4連勝で最下位を脱出していた名古屋グランパスの勢いは止まらず、サガン鳥栖に3-0で快勝して5連勝。7試合目の出場となった鳥栖のフェルナンド・トーレスには今節も初ゴールは生まれなかった。
最下位のガンバ大阪はベガルタ仙台に逆転で敗戦。ジュビロ磐田は大久保嘉人の移籍後初ゴールなどで柏レイソルを下した。清水エスパルスと浦和レッズは打ち合いの末3-3のドローに終わっている。
上位は川崎Fが1試合を多く残しつつ広島との差を6ポイントに縮めている。下位では名古屋が14位まで順位を上げ、鳥栖がプレーオフ出場圏の16位に順位を落とした。第23節の全9試合の結果は以下の通り。
札幌 3-2 FC東京
清水 3-3 浦和
名古屋 3-0 鳥栖
長崎 0-2 C大阪
鹿島 1-0 横浜FM
仙台 2-1 G大阪
湘南 0-2 神戸
磐田 2-0 柏
広島 1-2 川崎F
【了】