ヘントの久保裕也【写真:Getty Images】
ベルギー1部のヘントに所属するFW久保裕也は、ドイツ1部のニュルンベルクへの移籍が19日にも決定することになりそうだ。独誌『キッカー』などが見通しを伝えている。
ヘントは19日に行われるリーグ第4節のオイペン戦に向けた招集メンバー20名を前日に発表したが、久保の名前は含まれていない。すでに移籍に向けてドイツへ向かったとみられる。
19日には移籍の完了に必要なメディカルチェックを受ける予定だとドイツメディアは伝えている。1年間のレンタルとなることが見込まれ、ニュルンベルクはレンタル料として50万ユーロ(約6300万円)を支払うとの見通しだ。
久保は19日から個人トレーニングを開始したあと、21日からニュルンベルクの練習に合流すると予想されている。ブレーメンへ移籍したケビン・メーバルトの後釜として、4-1-4-1システムの中で攻撃のセンターに起用されることが見込まれるという。
スイスのヤング・ボーイズでのプレー経験もある久保は「ドイツ語力も十分で、ニュルンベルクへの適応はさほど難しくはないだろう」と『キッカー』は見通しを述べている。
過去に長谷部誠や清武弘嗣なども在籍したニュルンベルクは、昨季のブンデスリーガ2部を2位で終えて1部に昇格。25日に行われるリーグ開幕戦ではアウェイでヘルタ・ベルリンと対戦する。
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