ヴィッセル神戸の中坂勇哉【写真:Getty Images for DAZN】
J1のヴィッセル神戸は18日、同クラブに所属するMF中坂勇哉がスペインのCFペララーダへ期限付き移籍することが決定したとして発表を行った。期限付き移籍期間は2019年6月30日までとなる。
現在21歳の中坂は神戸の下部組織出身で、2016年にトップチームに昇格。過去2年にJ1で26試合に出場して3ゴールを記録した。今季はリーグ戦での出場はなく、ルヴァンカップと天皇杯で計6試合に出場していた。
「海外での挑戦の場を与えてくれたクラブに感謝します。素晴らしいチームメイトやスタッフと一緒にサッカーができなくなるのは残念ですが、スペインでしっかり結果を出せるように全力を尽くします。皆様の前でより成長した姿を見せられるように1日1日を大切に過ごしたいです」と中坂はクラブ公式サイトを通してコメントしている。
フランス国境に近いカタルーニャ州ペララーダを本拠地とするCFペララーダは3部リーグにあたるセグンダBで戦うチーム。2016年以来、現在リーガエスパニョーラ1部で戦うジローナのリザーブチームを兼ねている。17日に行われたリーガ1部開幕戦でもペララーダに籍を置く選手がジローナで出場しており、アピール次第では1部デビューのチャンスを得ることも可能かもしれない。
神戸は17日にも、18歳のMF佐々木大樹がブラジルの名門パルメイラスへ期限付き移籍することを発表。生え抜きの若手2人が海外修行に出ることになった。
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