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ベルギーの“怪物”ルカク、27歳で代表引退。最後の大舞台はEURO2020か

text by 編集部 photo by Getty Images

ロメル・ルカク
ベルギー代表のロメル・ルカク【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドに所属する25歳のベルギー代表FWロメル・ルカクが、EURO2020終了後に代表引退すると宣言した。『Business Insider』をはじめとする、複数の海外メディアが報じている。

 同メディアのインタビューに答えたルカク。2022年のカタールワールドカップを目指しているか問われると「EURO2020終了後に代表チームから退くつもりだ」と答えた。つまり、27歳の若さで代表引退するのだという。

 若手選手に対するアドバイスがあるか問われると「俺はまだ25歳だ。それは自分にとってプライオリティではない。今でも、彼らを競争相手だと思っている。だが、自分のポジションを取られたくない。したがって、2年後から彼らがポジションを手にできるだろう」と語った。

 ルカクは2006年からアンデルレヒトの下部組織に所属し、2009年にトップチームへ昇格。同年12月に行われたヨーロッパリーグ(EL)のアヤックス戦で2ゴールを決め、UEFA主要大会で史上3番目に若い16歳218日で得点した選手となった。また、リーグ戦25試合に出場し15得点を決める活躍を見せ、ジュピラー・プロ・リーグ史上最年少の16歳10ヶ月で得点王に輝いている。

 2011年にチェルシーへ移籍し、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)やエバートンを経て、2017年からユナイテッドの選手に。昨季は公式戦51試合に出場し27得点9アシストを記録している。

【了】

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