バルセロナで活躍したアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、現役引退後には古巣バルセロナに戻ることになるようだ。バルサのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が明らかにした。
イニエスタは12歳の時にバルサの下部組織に加入し、その後トップチームへ昇格。バルサ一筋のキャリアを歩み、クラブの象徴的存在の一人となったが、昨季終了後に22年間在籍したクラブを離れて日本へ移籍することになった。
現在34歳のイニエスタは、神戸と3年契約を結んだと言われている。その契約期間以降まで現役を続行するかどうかは現時点では未定だが、引退後にはバルサで何らかの役職に就くことが予定されているという。
バルトメウ会長がクラブ会員との会合で述べたコメントを、スペイン『カデナ・セール』などが伝えている。「(バルサでの)選手としての時期は終えたが、戻ってきて別の仕事をすることになる。すでに彼とそういう話はしている」と会長は語った。
先週末のジュビロ磐田戦でJリーグ初ゴールを決めたイニエスタは、15日に行われたサンフレッチェ広島戦でも2試合連続ゴールを記録。スパイクを脱いでバルサへ戻る前に、まだまだ日本と世界のサッカーファンを楽しませてくれそうだ。
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