リバプールのモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールは、同クラブに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが交通違反を犯していたとして警察に通報したようだ。地元紙『リバプール・エコー』などが伝えている。
発端となったのは、リバプールがウェスト・ハムとのプレミアリーグ開幕戦を戦った現地時間12日に撮影されたとみられるひとつの動画。数人のファンのグループがサラーにサインを求めつつ撮影したものだった。
車を運転していたサラーは、車外からのファンの声には応じることなく走り去って行った。その際、運転しながらスマートフォンを操作していたように見えた。その動画がSNSで投稿され、クラブの目にも留まったようだ。
「クラブは選手と話をした結果、動画およびその撮影された状況についてマージーサイド警察に伝えた。今後のことはクラブ内部で処理する。クラブからも選手からもこの件についてこれ以上コメントすることはない」とクラブのスポークスマンが地元紙に語っている。
一方、マージーサイド警察はツイッターで「サッカー選手が運転中に携帯電話を操作していると思われる動画について通報を受け、関連部署に伝えた。通報に感謝する」とコメントを述べている。
英国では運転中の携帯電話操作は違法。サラーには免許証の減点や罰金200ポンド(約28000円)などの処分が下される可能性があるとみられている。
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