「やることは別に変わっているわけじゃない」(森重)
3月5日に開催される国際親善試合「キリンチャレンジカップ2014」日本対ニュージーランド戦(国立競技場)のメンバー23人が2月27日午後、発表された。
海外組11人に対して国内組は12人。その国内組のうち二人に、FC東京の森重真人と権田修一が含まれていた。ワールドカップイヤーになってのメンバー変更どころかフォーメーションと戦術の変更があった前回大会を思えば、彼らのこれから出て行く力が必要になる可能性はおおいにある。今回の選出をどう受け止めているのか。所属の東京での午後練習を終えたふたりが、それぞれ囲み取材に応えた。
久々の日本代表にも森重は落ち着いたものだった。
「やることは別に変わっているわけじゃない。練習は二日間あるので、しっかりとコミュニケーションをとり、やっていきたい。現在の国立では最後の代表戦となりそうですし、いい形で自分自身もチームも国立のラストを飾れればと思います」(森重)
一方の権田はまもなく始まるJリーグへの意識を持ちながらも、クラブと代表の活動を地続きなものとし、日々自らを向上させようとの思いを新たにしているようだ。
「ワールドカップイヤーの最初の合宿に対して集中して臨みたい。明後日のJ1開幕戦が念頭にあるのは正直なところですけれども、今年はクラブでも代表でも、個人としてもチームとしても、すべてのパフォーマンスを完璧なものにしていきたい。練習でも試合でも完璧を求めてやることですべてがよい方向に向いていくのだと思います」(権田)