開幕戦に敗れたハンブルガーSV【写真:Getty Images】
かつてハンブルガーSV(HSV)でプレーし現在はクロアチア代表のコーチを務めるイビチャ・オリッチ氏が古巣に苦言を呈している。
HSVは昨季クラブ史上初の2部降格となり1年での1部昇格を目指している。そんなクラブだが3日に行われたホームでの開幕戦でホルシュタイン・キール相手に0-3と良いところなく完敗した。
早くも暗雲が立ち込めるチームに対してオリッチ氏は「心配だ。私の古巣がキール相手にあんなにリスクを負ってプレーするなんて。選手は自分たちがバルセロナやレアル・マドリーだと勘違いしているのではないか」と6日付けの独紙『ビルト』で語っている。
2016/17シーズンに1860ミュンヘンの選手として2部リーグを経験したオリッチ氏は「ブンデスリーガとは違う」と話し「2部はクオリティーの面で劣る。その分、闘う気持ちが必要になるんだ」とサッカースタイルの違いを説いた。
「チームがプランBやCを持っているか。楽しみにしている」と語るかつてのHSVのストライカーは今後のチームの戦い方に注目している。
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