カタール代表DFアーメド・ヤセルがヴィッセル神戸に加入か【写真:Getty Images】
すでにヴィッセル神戸と加入に向けて交渉中と伝えられていたカタール代表DFアーメド・ヤセルが、日本に向けて出発したようだ。
24歳のヤセルは、5日に自身のインスタグラムで「日本の時間」と書き添えた写真を投稿。さらにその後、「元気でね、可愛こちゃん」と愛車である黄色のマクラーレン・570Sにしばしの別れを告げる写真も公開した。
すでに日本へと向かう機内と見られる写真も投稿しており、既報通り神戸加入に迫っているのかもしれない。「Jリーグ提携国」であるカタール国籍のヤセルは、タイ出身のティーラトン同様に「外国人」とみなされずに登録できる。
カタールが国を挙げて取り組むアスリート育成プロジェクト「アスパイア・アカデミー」のサッカー部門出身で、若くして将来を嘱望されたヤセルはカタール代表として23試合の出場歴を持つ。最先端のサッカー教育を受けたうえ、昨季前半戦はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへの期限付き移籍も経験した。
スペインでは半年で6試合しか出場機会を得られなかったが、カタール帰国後に国内のアル・ドゥハイルへ移籍。そして今回、神戸の新戦力候補に挙がった。身長183cmと上背はないが、センターバックでのプレーを得意とする。
もし神戸加入が実現すれば、Jリーグ初のカタール生まれの選手となる(※柏レイソルに所属するDFナタン・ヒベイロなど、2つ目の国籍としてカタール籍を持つ選手は過去にもいた)。
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