マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォード【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドの「新10番」は、20歳のイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードとなることが決定した。
ユナイテッドではFWウェイン・ルーニーが2007年以来10年間にわたって10番でプレー。そのルーニーが古巣エバートンへ移籍したあと、昨季はFWズラタン・イブラヒモビッチが10番を受け継いだが、3月にロサンゼルス・ギャラクシーへと移籍した。
その後10番は不在となっていたが、現地時間5日に行われたバイエルン・ミュンヘンとの親善試合では、昨季まで19番だったラッシュフォードが10番を着けてプレー。クラブの公式ツイッターでも「ラッシュフォードが正式にユナイテッドの10番に!」と投稿され、背番号変更が明らかにされた。
ジョゼ・モウリーニョ監督は試合後に、クラブ公式の『MUTV』でラッシュフォードの背番号についてコメント。「彼は(10番を)ずっと欲しがっていた。ルーニーのことを尊敬していたからだ。ズラタンも10番を望んだので機会を待っていた」と話している。
過去にはイブラヒモビッチやルーニーのほか、ルート・ファン・ニステルローイやテディ・シェリンガム、マーク・ヒューズらもユナイテッドの10番を背負った。ラッシュフォードも偉大な先輩たちに続く活躍を見せられるだろうか。
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