メルボルン・ビクトリー加入が決定した本田圭佑【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリーは6日、メキシコのパチューカを退団してフリーとなっていた本田圭佑との契約を交わしたことを発表した。オーストラリア各メディアでも本田の加入は大きく報じられている。
オーストラリアのクラブにはサラリーキャップ制度が設けられているが、サラリーキャップの枠外で大物選手の獲得を可能とする「マーキー・プレーヤー」としての契約となる。オーストラリアサッカー連盟が獲得を支援する「マーキー・ファンド」を利用しての補強であることも明らかにされている。
豪『FOXスポーツ』は、「メルボルン・ビクトリーが日本のスーパースター本田圭佑との契約を発表」と報道。「本田の加入はリーグの歴史上最大のもののひとつ」「Aリーグにとって大きな成功」と伝えている。
『ヘラルド・サン』も同様に、「日本のスーパースター」「Aリーグにとって大きな後押し」だと本田の加入を報じた。
『SBS』では、「2014年にダビド・ビジャがメルボルン・シティで4試合プレーして以来、Aリーグに加わる最大の大物選手」と元スペイン代表のストライカーに言及。「ビクトリーにとっては13年間の歴史でおそらく最大のビッグネーム」だとしている。
オーストラリアでプレーした大物選手としてはビジャのほか、アレッサンドロ・デル・ピエロやエミール・ヘスキー、小野伸二などがよく挙げられる。本田はそれらの選手たちに並ぶスター選手として大きな期待をかけられている。
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