ニューカッスルに加入した武藤嘉紀【写真:Getty Images】
ニューカッスルに加入した日本代表FW武藤嘉紀は、移籍を決断するにあたってはプレミアリーグの「先輩」である2人の日本人選手からのアドバイスも影響したと明かした。クラブ公式テレビ『NUTV』のインタビューに語っている。
ドイツのマインツでプレーしていた武藤は、ニューカッスルへの移籍が先月下旬に合意。英国でプレーするために必要な労働許可証の取得も完了し、2日には4年間の正式契約を締結したことが発表された。
「冬に最初にオファーをいただいて、そこからニューカッスルに対する気持ちがすごくありました」と武藤。その上で、サウサンプトンのDF吉田麻也やレスター・シティのFW岡崎慎司からニューカッスルのサポーターについての好印象を聞いたことも決断の後押しになったと述べた。
「吉田麻也選手や岡崎慎司選手から、ニューカッスルのサポーターが本当に凄いということを聞きました。熱狂的であって、スタジアムの雰囲気も最高だと。そういったファンの方々の前で早くプレーしたいという気持ちでした」
「3年前にチェルシーからオファーがあった時は、まだイングランドでプレーするという自信がなかった。ドイツで力をつけてからプレミアリーグに臨みたいと思っていた。この3年間でプレー面でもメンタル面でも成長できたので、その僕を欲してくれたチームに全てを捧げたい」と新天地での意気込みを見せている。
ニューカッスルは現地時間11日に行われるトッテナム戦で新シーズンのプレミアリーグの戦いをスタートさせる。岡崎のレスターとの初対戦は9月末の第7節、吉田のサウサンプトンとの対戦は10月末の第10節に予定されている。
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