日本代表のMF本田圭佑【写真:Getty Images】
メキシコ1部のパチューカを退団して無所属の日本代表MF本田圭佑が、『Abema TV』内で放送された「Abema Prime」に滞在先の中米バハマから生中継で出演し、インタビューに応じた。
現役続行を宣言した本田は「僕は答えられることは限られていて、今交渉中で、サッカー選手以外にも新しいチャレンジをしようと考えていまして、そのチャレンジを理解してくれるクラブとこれまで交渉を続けてきた」と語って、具体的なクラブ名について「皆さんが報道でご覧になられているチーム」と言及するにとどまっていた。
インタビュアーが「オーストラリア」という単語を口にすると、機材トラブルを訴えて「聞こえないですね」とかわしていたが、最後の最後に大きなヒントを残した。改めて「オーストラリアのクラブと交渉中なのか?」と問われた本田は「YESです」と答えた。
現在、オーストラリア・Aリーグのメルボルン・ビクトリー加入が濃厚と報じられており、現地はスター選手の到来が迫って大いに沸いている。高額な年俸はクラブとリーグ、そしてAリーグの放映権を持つ『FOXスポーツ』が分割で負担するともささやかれている。
さらにインタビューの中で「2年後の東京五輪を目指して現役を続けようと思っています」と新しい目標を明かした。本田は「僕なりの挑戦は世界一を目指すこと以外にない」と述べ、現役引退も考えたという中で、オーバーエイジ枠での五輪出場へ「あと2年、がっつり自分を鍛え上げようと思います」と宣言している。
インタビューの最後で、新天地となるクラブとの交渉について「何事も交渉は最後まで何が起こるかわからないので、待ってもらえると嬉しいです」と語った本田。新たな所属先は近日中に発表となりそうだ。
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