メキシコ1部のパチューカを退団して無所属の日本代表MF本田圭佑が、『Abema TV』内で放送された「Abema Prime」に滞在先の中米バハマから生中継で出演し、インタビューに応じた。
具体的なクラブ名こそ明かさなかったものの、本田は新天地での現役続行を明言した。そして「新しい目標」として「2年後の東京五輪を目指して現役を続けようと思っています」と宣言している。
「東京五輪にオーバーエイジとして出場することを目標に、あと2年、がっつり自分を鍛え上げようと思います」
ワールドカップはロシア大会が最後と決めていた本田。「僕なりの挑戦は世界一を目指すこと以外にない。そんな面倒な奴が僕で、ワールドカップがなくなった時に、もし現役を続けるなら五輪しかないなと。強引なこじつけでしかないんですけど、最も大きな理由ですね」と、ワールドカップ同様に「世界一」を決める戦いへの思いも語っている。
また現役続行にあたって世界一を目指す戦いに身を置くことが必要だったと考える本田は、「五輪を目指そうと思ったのは東京であるということが一つ」とも述べている。そして「僕にとってタイミングよく東京五輪が来てくれることは個人的に運命に感じていて、これは目指さないとと、勝手に感じています」と決意を語った。
本田は2年後の東京五輪にオーバーエイジ枠で出場する次なる挑戦に踏み出す。「今回のワールドカップに出た選手はみんな出たいと思っているはず。そういう選手達との競争に勝って3枠に入らなければいけない」と改めて2008年の北京五輪以来となる2度目の五輪出場への意欲を繰り返し口にしていた。
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