名古屋グランパスのFWジョーがブラジル復帰か【写真:Getty Images】
今季から名古屋グランパスに所属している元ブラジル代表FWジョー。J1で7ゴールを挙げているストライカーに母国復帰の可能性が浮上している。
ブラジル『フチボウインテリオール』など複数メディアは、同国1部リーグで降格圏に沈む名門サントスが後半戦への起爆剤といてジョーの獲得を狙っていると報じた。
ジョーはコリンチャンス出身の選手だが、サントスのクーカ監督が得点力不足打開のキーマンとして指名したとのこと。他には昨季のポルトガル1部で30試合出場34得点と驚異のパフォーマンスで得点王を獲得したブラジル代表FWジョナスも候補に挙がっているというが、引き抜きは困難を極めるだろう。
最も大きな障壁となりそうなジョーの移籍金は、来季のレアル・マドリー加入が決まっている17歳のFWホドリゴ・ゴイス売却で得た資金でまかなうと見られる。17歳にしてサントスの9番を背負い、ブラジル全国選手権1部で13試合に出場し5ゴール3アシストを記録している新たな神童はすでに移籍金4500万ユーロ(約57億円)でのマドリー加入が内定済みで、2025年までの長期契約を結ぶとされている。
サントスは財政危機もささやかれているが、ホドリゴ・ゴイスの売却でその問題を解決できるかもしれない。そして、新たに経験豊富なストライカーを迎えて2部降格を回避できるのか。名古屋もJ2降格のピンチに直面しており、エースへのオファーに対して首を縦に振る可能性は低そうだが果たして…。
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