バイエルン・ミュンヘンのアルトゥーロ・ビダル【写真:Getty Images】
インテルは、バイエルン・ミュンヘンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの獲得に迫っているようだ。31日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
インテルが新戦力候補としてビダルをリストアップし、獲得を試みていることはここのところイタリアなどのメディアで報じられていた。当初バイエルンは、完全移籍で3000万ユーロ(約39億円)のオファーが提示されれば交渉に応じるとみられていた。
だがバイエルンはその後、買い取りオプション付きレンタルの形での放出にも応じる姿勢を見せたようだ。ビダルとの契約は残り1年となっているが、これを2020年までもう1年延長した上でレンタルすることが想定されている。これにより、インテルへの移籍の可能性が高まったとみられる。
ビダルはかつてユベントスの主力として活躍し、4年間の在籍でセリエA優勝4回。バイエルンに移籍してからも3年間で3回のブンデスリーガ優勝に貢献している。3年ぶりにイタリアに復帰し、古巣と敵として戦うことになるのだろうか。
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