マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、新シーズンのプレミアリーグの「解任第1号」有力候補だと予想されている。英紙『デイリー・メール』が伝えた。
モウリーニョ監督は2016年に就任。1年目の2016/17シーズンはプレミアリーグで6位にとどまったがヨーロッパリーグ優勝とリーグカップ優勝のタイトルを獲得し、昨季は過去5シーズンでは最高順位となる2位にユナイテッドを引き上げた。
しかし、2018/19シーズンに向けたプレシーズンは苦戦中。28日にはインターナショナルチャンピオンズカップでリバプールに1-4の大敗を喫した。ロシアワールドカップに出場した主力メンバーの合流が遅れることや、負傷者の続出、補強が順調に進まないことなどの問題を抱えている。
こういった状況の中、モウリーニョ監督はプレミアリーグで最初に仕事を失う可能性が高い監督の一人だと予想されている。大手ブックメーカー「ウィリアムヒル」では、解任または退任第1号となる監督としてモウリーニョ監督に「6倍」と最も低いオッズがつけられている。
ワトフォードのハビ・グラシア監督が7倍、レスター・シティのクロード・ピュエル監督が8倍、ニューカッスルのラファエル・ベニテス監督と昇格組カーディフ・シティのニール・ワーノック監督が9倍で続く。逆に最も「安泰」だと予想されているのはリバプールのユルゲン・クロップ監督、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、アーセナルのウナイ・エメリ監督の3人で、オッズは「101倍」となっている。
【了】