パチューカ在籍時の本田圭佑【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップでの日本代表の行いが、世界に波及し始めた。メキシコのパチューカも、ロッカールームをきれいにしてスタジアムをあとにしたことを、同国メディアの『レコルド』が伝えている。
昨季までMF本田圭佑が所属していたパチューカ。すでにリーグ戦は開幕しており、28日の第2節ケレタロは初のアウェイゲームだった。
パチューカは試合後、ロッカールームから引き上げる際の様子をSNSで紹介。スタッフが大きな荷物を持って、きれいになったロッカールームから出て行く様子を伝えた。
パチューカは「来たときと同じようにきれいにしてロッカールームを去る。リスペクトだ」と記している。
『レコルド』は、ロシアワールドカップのベルギー戦のあと、日本代表がロッカールームをきれいにして帰ったことを伝えた。また、昨季のレオン対パチューカの一戦で、日本人サポーターがスタジアムのゴミを拾っていたこともあわせて記している。
イタリアでは、フィオレンティーナがプレシーズンマッチのあとにロッカールームをきれいにして置き手紙を残した。ワールドカップを機会に、「立つ鳥跡を濁さず」の文化が、世界的に広がりつつあるようだ。
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