グレミオからバルセロナに加入したアルトゥール【写真:Getty Images】
バルセロナは現地時間28日に行われたインターナショナルチャンピオンズカップの試合でトッテナムと対戦し、2-2からPK戦で勝利を収めた。移籍後初の実戦でゴールも決めたMFアルトゥールのプレーが高く評価されている。
21歳のMFアルトゥールは、今月9日にブラジルのグレミオからバルサへの加入が決定。移籍金4000万ユーロ(約52億円)が支払われ、6年契約が交わされた。
バルサのプレシーズン最初の試合となったトッテナム戦には先発で出場してデビュー。1点リードで迎えた29分にはペナルティーエリア手前からの強烈なミドルシュートをゴール左に突き刺して初ゴールを記録した。
チームは後半に守備の乱れから2失点を喫し、PK戦での辛勝となったが、アルトゥールのプレーはスペインメディアで高い評価を受けている。『マルカ』紙は「バルサの夏の初戦の朗報はアルトゥール。ファンに期待を感じさせた」と伝えた。
『アス』紙でも「輝かしいデビュー戦でゴラッソ」とアルトゥールを称賛。93.5%と高いパス成功率を記録したことも伝えている。
かつてバルサの中盤を支えたレジェンドを彷彿とさせるという評価もある。『エル・パイス』紙は「アルトゥールがバルサデビュー戦でシャビに扮した」と述べ、得点以上にボールタッチやパスの能力に賛辞を送っている。
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