ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランスのニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、新シーズンよりセリエAに昇格するパルマへ移籍する可能性もあるとみられている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が28日付で伝えた。
2年前に加入したニースで復活を果たし、昨季はキャリアハイとなるリーグ戦15ゴールを記録する活躍を見せたバロテッリ。だがこの夏には移籍を希望していることが報じられている。
DF酒井宏樹の所属するマルセイユへの移籍も可能性のひとつだとみられていたが、実現には至らず。プレシーズンのニースの練習に遅れて合流したが、引き続き移籍先を探しているようだ。
『ガゼッタ』によれば、パルマもバロテッリの移籍を検討しているとのこと。ニースでの活躍により4年ぶりのイタリア代表復帰を果たしたバロテッリとしては、代表に選ばれ続けるためにイタリアでのプレーが望ましいという考えもあるかもしれない。
しかし、金銭面がネックとなる可能性も指摘されている。ニースがバロテッリの移籍金として1000万ユーロ(約13億円)を要求しているのに対し、パルマが提示できる金額はその半分程度だという。高額年俸も問題となることが予想されている。
クラブ破産による4部転落から最短での1部復帰を成し遂げたパルマ。新戦力候補としては、かつて同クラブで所属したFWアントニオ・カッサーノの復帰も可能性のひとつだと噂されている。
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