シャフタール・ドネツクに所属するベルナルジ【写真:Getty Images】
契約満了のためウクライナ1部のシャフタール・ドネツクを退団した25歳のブラジル代表MFベルナルジ。チェルシー加入に近づいていると、26日に英紙『メトロ』が報じている。
同紙によると、チェルシーが狙っていたロシア代表MFアレクサンドル・ゴロビンがリーグアンのモナコに移籍する見通しとなったため、ベルナルジの獲得に方向転換したという。チェルシーがベルナルジと「サインする直前」であると同紙は伝えている。
シャフタールで背番号10を背負っていたベルナルジだが、同クラブが提示された契約延長オファーを拒否したため、フリーでチームを退団することになった。そのため、チェルシーは移籍金ゼロで獲得できる。
これまでシャフタールは、アレックス・テイシェイラやフェルナンジーニョ、ドグラス・コスタ、ルイス・アドリアーノなど数多くのブラジル人選手を輩出しビッグクラブに売却してきた。そのような経緯から“東欧のブラジル工場”とも呼ばれている。ただ、今回は移籍金を獲得出来ずに主力選手を放出することになった。
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