レアル・マドリーのテオ・エルナンデス【写真:Getty Images】
ユベントスはレアル・マドリーのフランス人DFテオ・エルナンデスの獲得を希望し、レンタルの形でのオファーを出しているという。スペイン紙『マルカ』が25日付で伝えた。
ユーベのブラジル人DFアレックス・サンドロにはマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどが関心を示し、移籍の可能性があるとみられている。ユーベは代役となる左サイドバックを探しているようだ。
ユーベはこの夏にマドリーからFWクリスティアーノ・ロナウドをすでに獲得している。マドリーの不動の左SBであるブラジル代表マルセロにオファーを出すのではないかとの憶測もあったが、そのマルセロの存在によりマドリーで出場機会を得ることが難しくなっている若手選手にターゲットを切り替えたのかもしれない。
フランス出身のテオはアトレティコ・マドリーの下部組織で育ち、2016/17シーズンにレンタルされたアラベスで活躍。昨年夏にアトレティコからレアルへの“禁断の移籍”が実行に移されたが、マドリーでの1年目はリーグ戦13試合の出場にとどまった。
昨年夏に2800万ユーロ(約36億円)を支払ってテオを獲得したマドリーとしては、1年で同選手を手放すことは望まず、レンタルの形で保有権を残したい模様。ユーベの他、レアル・ソシエダなども関心を示しているとみられている。
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