チェルシー加入が見込まれるロブ・グリーン【写真:Getty Images】
チェルシーは、元イングランド代表のGKロブ・グリーンを獲得する可能性が高くなっているようだ。英紙『テレグラフ』などが25日付で伝えている。
守護神ティボー・クルトワのレアル・マドリーへの移籍の可能性が噂されることもあり、チェルシーはここのところ新たなGKを探していると報じられていた。新戦力候補にはレスター・シティのキャスパー・シュマイケルやミランのホセ・マヌエル・レイナ、マンチェスター・シティのジョー・ハートらの名前が挙げられていた。
だが、獲得するのは38歳の大ベテランとなりそうだ。イングランド代表として12試合の出場歴もあるグリーンが、チェルシー加入に向けて25日にもメディカルチェックを受ける見通しだという。
グリーンは1999年にノリッジ・シティでデビューし、2006年からウェスト・ハム、2012年からQPRでプレー。2016/17シーズンにチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズでレギュラーとしてプレーしたあと、昨季はプレミアリーグのハダースフィールドに加入したが、トップチームで1試合も出場することはなくシーズン終了後に退団していた。
現状では、グリーンはクルトワとウィリー・カバジェロに次ぐ第3GKという位置づけになることが見込まれている。グリーンの獲得には「ホームグロウン制度」のためイングランド人選手の人数を確保する意図もあるようだ。
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