国際サッカー連盟(FIFA)は24日、2018年「ザ・ベスト」賞の男子監督部門の候補者11名を発表した。
「ザ・ベスト」賞はFIFA主催による新たな賞として2016年に創設。男子と女子それぞれの最優秀選手、最優秀選手など各賞が選出されている。
11名の候補はFIFAの専門家チームが選出。2017年7月3日から2018年7月15日の期間中の実績が対象とされる。最終的な受賞者は候補者の中から、FIFA加盟各国の代表監督と代表キャプテン、ジャーナリスト、ファンによる投票で選ばれる。
ロシアワールドカップで好成績を収めた代表監督からは5人が候補に名を連ねている。優勝したフランス代表のディディエ・デシャン監督、準優勝クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督、3位ベルギーのロベルト・マルティネス監督、4位イングランドのガレス・サウスゲート監督、そして開催国ロシアを8強へ導いたスタニスラフ・チェルチェソフ監督だ。
レアル・マドリーをチャンピオンズリーグ(CL)3連覇に導いたジネディーヌ・ジダン監督も選出。それぞれ国内リーグを制したマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督、バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督のほか、ヨーロッパリーグ優勝を飾ったアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督と、CL準優勝のリバプールのユルゲン・クロップ監督も選ばれている。
FIFAザ・ベスト男子年間最優勝監督賞の候補にノミネートされた11人は以下の通り。
マッシミリアーノ・アッレグリ(イタリア、ユベントス)
スタニスラフ・チェルチェソフ(ロシア、ロシア代表)
ズラトコ・ダリッチ(クロアチア、クロアチア代表)
ディディエ・デシャン(フランス、フランス代表)
ジョゼップ・グアルディオラ(スペイン、マンチェスター・シティ)
ユルゲン・クロップ(ドイツ、リバプール)
ロベルト・マルティネス(スペイン、ベルギー代表)
ディエゴ・シメオネ(アルゼンチン、アトレティコ・マドリー)
ガレス・サウスゲート(イングランド、イングランド代表)
エルネスト・バルベルデ(スペイン、バルセロナ)
ジネディーヌ・ジダン(フランス、レアル・マドリー)
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