ミランのレオナルド・ボヌッチとユベントスのゴンサロ・イグアイン【写真:Getty Images】
ミランのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチと、ユベントスのアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインによる大型トレードが実行される可能性があるかもしれない。伊紙『コッリエーレ・デッラ・セーラ』などが伝えている。
ボヌッチは昨年夏にユーベからミランへ完全移籍。守備の要としてユーベのセリエA連覇を支えていたCBの電撃移籍は大きな衝撃を引き起こした。しかし、わずか1年でそのミランを退団する可能性が浮上し、去就は不透明となっていた。
ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、主将を務めるボヌッチが移籍を希望していることを隠そうとはしていない。「彼とは話をした。選手が自分の希望を伝えてきた場合、監督やスタッフは残留するよう説得を試みなければならない。選手が希望を明確にしていたのであれば対処する必要がある」とコメントしている。
一方で、ミランはユーベからイグアインの獲得を狙っていることも噂されていた。クリスティアーノ・ロナウドの加入で出場機会の減少が見込まれることもあり、ミランのほかチェルシーなどが獲得に関心を示していると報じられている。
ボヌッチに対してはパリ・サンジェルマンからの関心も噂されるが、ユーベへの復帰も可能性のひとつだと報じられている。両クラブと選手たちの思惑が一致すれば、ボヌッチとイグアインのトレードという形になる可能性もあるとみられている。
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