宮本恒靖氏がガンバ大阪のトップチーム監督に就任【写真:Getty Images】
ガンバ大阪は23日、レヴィー・クルピ監督の解任と宮本恒靖U-23監督のトップチーム監督就任を発表した。
今季からG大阪の指揮を執っていたクルピ監督はチームを軌道に乗せられず、リーグ前半戦17試合を終えて4勝3分10敗、勝ち点15で16位に低迷している。降格圏から抜け出して後半戦で巻き返すために、宮本監督のU-23チームからトップチームへの昇格人事を決断した。
クラブのレジェンドでもある宮本監督は、今季J3に参戦するU-23チームの監督とトップチームのコーチを兼任していた。G大阪U-23は今季のJ3で、17試合を終えて6勝5分6敗の勝ち点23、暫定10位につけている。
なお、宮本監督の後任となるU-23チームの指揮官は、G大阪ユースを率いていた實好礼忠氏に決まっている。
G大阪は約2ヶ月ぶりの再開となった18日のJ1第16節でサンフレッチェ広島に0-4の大敗を喫し、続く22日のJ1第17節は清水エスパルスも1-2で敗れた。リーグ戦は中断期間を挟んで5戦勝ちなし。宮本監督は降格圏に沈むチームを立て直し、浮上のきっかけをつかむことができるだろうか。
【了】