ミランも狙っていたとされるバス・ドスト【写真:Getty Images】
ポルトガルのスポルティングCPは現地時間21日、元オランダ代表のFWバス・ドストと契約を交わしたことを発表した。これにより、ミラン加入が事実上消滅している。
スポルティングCPは2017/18シーズンに大きな問題が起きた。練習場にマスクで顔を隠したフーリガン約50人が侵入し、選手やスタッフを襲撃。この事件を受けて、クラブに契約解除を求める選手が続出していた。
この襲撃で頭部を裂傷したドストもその一人だったが、DFブルーノ・フェルナンドスと同じように再契約の道を選んでいる。
新契約を交わしたドストは、契約解除の違約金が6000万ユーロ(約78億円)に設定されており、獲得を狙っていたクラブへの移籍は事実上消滅している。
ストライカーの補強を目指しているミランは、ドストに関心を持つクラブと報じられていたが、これにより獲得はなくなった。ミランは現在、レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマと交渉を続けていると言われるが…。
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