チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーに所属するベルギー代表MFエデン・アザールは、レアル・マドリーへの移籍に近づいているとみられている。スペイン『ドン・バロン』によれば、マドリーはアザールのために背番号「7」を空けて待っているという。
マドリーはエースだったFWクリスティアーノ・ロナウドがこの夏にユベントスへ移籍。パリ・サンジェルマンのFWネイマールの獲得が実現困難であることもあり、新たなスター選手としてアザールに狙いを定めているとみられる。
マドリー移籍に向けての交渉は、来週が大きな山場になるとの見通しが伝えられている。プレミアリーグはこの夏の移籍市場を従来の8月末ではなく8月9日で終了する決定を下しているため、チェルシーとしては代役の選手を補強する時間を残すため早い段階でアザールの去就を確定させたいようだ。
チェルシーやベルギー代表では「10番」でプレーしてきたアザールだが、マドリーではロシアワールドカップ最優秀選手にも輝いたMFルカ・モドリッチが10番をつけている。そこでマドリーは、C・ロナウドが着用していた「7番」をアザールのために空けておく考えだという。
また、アザールがマドリーへ移籍したとすれば年俸1500万ユーロ(約19億6000万円)を受け取ることになるとの見通しも伝えられている。FWガレス・ベイルと並んでチーム最高額となる年俸だ。
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