ブラジル代表のタイソン【写真:Getty Images】
ブラジル代表としてロシアワールドカップに参加していたFWタイソンの母親が誘拐されるという事件が起きたが、警察により無事に保護され、犯人グループは逮捕された。17日付『ロイター通信』が伝えている。
タイソンの母親のロサンジェラ・バルセロス・フレーダさんは、16日にブラジル南部の自宅で誘拐されたとのこと。花の配達を装った犯人グループがフレーダさんを拉致し、車に乗せて連れ去ったようだ。
その様子を目撃していた近隣住民からの通報を受けた警察が追跡し、犯人グループの隠れ家で椅子に縛り付けられたフレーダさんを発見して保護。犯人の男3人と女1人を逮捕した。
警察の発表によれば、犯人グループはフレーダさんがタイソンの母親であることを知った上で誘拐したようだ。
30歳のウインガーであるタイソンはウクライナのシャフタール・ドネツクに所属。ロシアワールドカップに出場するブラジル代表メンバーに選出されたが、本大会で出場の機会はなかった。
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